地球を救う機械

「HUNTER×HUNTER」という漫画に携帯電話を使って他人を操作して爆破してしまう、という話があることを息子が話してくれた。本当にあったら怖い話だが、漫画なら完全にウソなので楽しめるに違いない。
最近はアニメにドラマ、映画などでは携帯電話(とりわけスマートフォン)が当たり前のように登場するようになった。

石田衣良が近未来を描いた「ブルータワー」という小説には、腕時計型のコンピュータが登場する。話しかけると人の言葉を話す猫がホログラフィーとして登場し、執事よろしく話しかけた質問になんでも答えてくれるのだ。この小説を読んだとき、わたしもこんなものがあったら便利だな、と思った。その小説を読んでから何年もしないうちにiPhoneが登場し、いつの間にかSiriという話しかけた内容を理解して検索結果をスマートフォンの画面上に表示してくれるインターフェースが登場した。少し前なら夢のような小型の道具を日本人の大多数が手にしている。
「ブルータワー」では、未来と現代を行き来する主人公が腕時計型の機械を駆使して、汚染された地球を救う、という話だった。
現代のスマートフォンは、地球を救う機械となるうるのか。

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