ロボットはカタカナでしゃべる

好きなもの

これは高速道路のとあるサービスエリアで買ったキーホルダー型のロボットだ。
後ろには「ロボリン」という名前が書いてあった。正真正銘のロボットである。
昔からわたしは、いかにも「私ロボットです!」みたいな形が好きなので、ついついロボット型のものをに目にすると気になってしまう。普通の人なら見向きもしないようなサービスエリアの売店の一角にあるキーホルダーが置いてある棚などにロボットを求めて見に行ってしまうのだ。

今にして思えば、小学校時代家にあったブリキでできたロボットのおもちゃなどは残しておけば良かった。あれはまさしくロボットだった。とても後悔している。
当時のブリキのロボットおもちゃのイメージはこんな感じである。

この緑と青の2体もわたしの所有するロボットだが、残念ながらプラスチック製である。これは今は無き花子雑貨屋という店で買った。全長3㎝ほどのかわいいロボットだ。

いずれの写真でもお分かりかと思うが、ロボットの手はU字型だ。工業用ロボットや近代ロボットのように物は掴めないだろう。しかし、わたしの中でのロボットはあくまでこの実用性の無いタイプだ。ロボットは機械なので表情は変えず、声だけで人間と交流する。

「ワタシハ ロボット デス!」

「ゴシュジンサマ オヨビデスカ?」

「ショクジデスカ? ワカリマシタ。オスキナモノヲ オエラビクダサイ ギギィ..」

大抵こういうロボットは、時々故障して止まったりする。完璧ではない感じだ。
ロボットは人間を上回る能力を持っていたとしても、それをひけらかしてはいけない謙虚な機械だ。
そういうものに人は親近感をいだくのだろう。

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