デジカメの進化は、フィルムカメラを超えたのか?

写真を撮る事が好きです。

Funny Animal
【写真/2005年7月20日 かみね動物園 – 茨城県日立市】

デジタルの一眼レフカメラの画質はコンパクトカメラよりも格段にいいので特に好きです。
でも昔の手動式のアナログカメラの方がもっと好きです。
車でもオートマ車よりは、マニュアル車の方が好きです。
何がいいかと言うと、オートでないところがいいのです。

悪あがきでもいいので、自分で操作したい訳です。
わたしの持っている手動式フィルムカメラは、オリンパスが1967年頃に発売したPenというカメラです。
最初に使った時は「ピンとは合っていない」、「暗すぎる」、「被写体から外れている」などまともに撮影をすることが出来ませんでした。
でも何度か失敗を繰り返すうちに、
ピントはこのくらいかな?とか
シャッター速度は、これくらいかな?とか
自分で判断できるようになり、思ったように写真が取れるようになりました。
そうなるとカメラをいじること自体が面白くなってきます。
ピントや絞りを合わせておけば、いつでもシャッターが切れるので、ある意味、最新のオートフォーカスカメラよりもシャッターチャンスに強いです。
でもどんなに最新のカメラでもオートになっていない部分があります。
それはどんな位置で、どんな角度で写真を撮るかという「構図」の部分です。
露出という、全体的な写真の明暗が自分の思ったとおりでないときもあります。
これらの部分だけは、まだオートになっていません。
近い将来そういったカメラも出てくるかもしれませんが、写真を撮る事の面白みに欠けるような気がします。
わたしは、見た人の心に感動を与えるような写真が撮りたいと常々思っていますが、なかなかそうはいきません。
写真は思ったようには撮れません。人生のようです。

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