コンピュータの文字には基準線というものがある

IT知識

コンピュータが扱う文字(=フォント)には、基準線というものがあるのです。
基準線と言いましたが、ベースラインという言い方が一般的なようです。
わたしはコンピュータを毎日使っているにもかかわらず、このベースラインをほとんど意識していませんでした。
たまたま文字を表示するプログラムを作っていて知りました。

イメージとしては、こんな感じです。

ベースラインイメージ
コンピュータの文字には基準線というものがある

上記例だとアルファベットの方が分かりやすいです。(小文字のygなど)
よくよく考えると中学校(現代は小学校?幼稚園?)で初めてアルファベットを書いたとき

小文字のyを書くときはこの位置に合わせて書くんだよ。

そうすれば綺麗に見えるからね

などと習ったことがありました。

ベースラインは目には見えない仮想の線です。
この見えない線を基準に文字を並べて表示しているという訳です。

日本語でもひらがなと漢字が混在する場合など、見やすく表示するために文字の底辺とベースラインが離れている場合もあるようです。

パソコンのフォントについては以下に簡潔にまとめられています。

[sanko target=”_blank” href=”http://w3.kcua.ac.jp/~fujiwara/infosci/font.html” title=”フォントの知識” site=”藤原隆男のページ”]

[box class=”box26″ title=”補足”]
この見えないけれど合わせなければいけない線というのは、文字の世界に限らずあるような気がします。
わたしはどちらかと言うと、この基準線をはみ出しているような人間です。[/box]

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