コンピュータに指示されるわたしたち

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時折、わたしたちはコンピュータに指示されているのではないか、と思う。
スマートフォンから通知がきて、それに伴い動き出す人々をわたしは毎日のように目にしている。すでに何のためにコンピュータを手にしているのか分からなくなってきている。

そもそもコンピュータはメモリに書き込まれたプログラムによって動いている。
そのプログラムを作ったのは世界のどこかの人間だ。
コンピュータがそれぞれ単体で動いているうちは、プログラミング(プログラムを作ること)はマニア向けのものだった。しかし、コンピュータがネットに繋がった現在、コンピュータ(スマートフォンやタブレットも含めた)は人と人とをつなぎ世界をもつなぎ合わせるものとなってしまった。

ネット以前とネット以後で、コンピュータの仕組みが変わった訳ではない。

「電源を入れないと起動しない」
「ソフト(プログラム)がメモリに読み込まれないと道具として使えない」

などの基本構造は変わっていないのだ。

もう一つ

「人がコンピュータに命令を与える」

という主従関係があったのだが、最近はあやしくなってきた。
前述したとおり、コンピュータからの指示で動く人が多くなったからだ。

これからの時代、ソフト開発者でなくてもプログラミングの考え方は必要となってくる。
仕事の進め方や創造性において。あるいは、コンピュータに指示されないために!
なぜなら、世の中が一層コンピュータを媒体として動くようになったからだ。

Perlというプログラミング言語を作った人の言葉に

「There is more than one way to do it!」

というものがある。

”そのやり方はいろいろある!”

という意味だ。
わたしの好きな言葉だ。

わたしは時々学生にプログラム課題を出すが、同じ実行結果のプログラムを作ったとしても、作った学生によってプログラムの中身は様々だ。
まさにここがプログラミングの魅力だと言える。

そのやり方はいろいろある」というのは、「考え方を変えてみる」という事だ。
それは、考え方を変えることで、大幅に作業効率が上がることがあるという教育に行き着く。

道は一本ではないし、他人の道を自分が行く必要もない。

人生もまた然り、である。

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