子供のころ、クリスマスは楽しみのひとつだったと思う。
ケーキが食べられるし、プレゼントがもらえる。夢のような一日だ。
【写真/2011年12月13日のケーキ】
今は子供のころほどはケーキを食べたくもないし、プレゼントは何だろう?と気持ちがウキウキすることもない。
クリスマスはキリストの誕生日を祝う日だよ、と子供に言ったらキョトンとした顔をしていた。
わたしが子供のころと同様、ケーキが食べられてプレゼントがもらえる日だと考えていたらしい。
確かにわたしの家はキリスト教でもないし、毎年ケーキを食べるにしても特に何の日か説明していたわけでもなかったため、わたし自身子供の反応に納得した。
クリスマスは必要だろうか?
サンタさんがいると信じている子供たちにとっては、嬉しい日に違いないし「もうすぐクリスマスだ!」と楽しみにして過ごすことが悪いことだとは思えない。
大人にとっても、クリスマス前に子供たちの喜ぶ顔を思い浮かべながらプレゼントを考える時間は貴重だ。
もちろん子供たちに対してだけでなく、親しい人に何かクリスマスに贈ろうと考えただけで自分もワクワクしてくる。
そんな楽しげな気持ちを持つことができる12月はきっと外の寒さほどは寒くはないのだろう。
いつ気づいたかは忘れたが、大人になる前にサンタさんはこの世にいないと知った。
今なら「サンタはいるか?」と聞かれれば、「いない!」と自身をもって答えることができる。
しかし、あなたが誰かにクリスマスプレゼントを贈ったことがあるのなら、サンタはきっといるとわたしは思う。
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