それを使って何を作るか?

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小中学校の先生、特別支援学校(旧称:養護学校)の先生方との交流会があり、なぜかわたしは専門学校から一校招かれた。
そこでわたしは「道具としてのパソコン」という話をした。

ここでいう<パソコン>というのは、最近のスマートフォンやタブレットなども含んでいる。
パソコンもスマートフォンもタブレットも全て「道具」だ。
包丁や金槌と同じレベルの道具だ。
電気を使うという点では、異なるが。
包丁を使って料理ができるように、パソコンを使って「何か」作ることができる。
パソコンがでた当初は、パソコンの使い方、ワープロソフトの使い方、表の作り方などが学ぶべきことだった。
今は違う。
もう一段階上って、それを使い何ができるかを考えなければいけない地点にわたしたちはやってきたのだと思う。
パソコンを使って何ができるか?スマートフォンを使って何ができるか?
ワードの使い方ではなく、ワードを使って何ができるか?ということだ。
パソコンを使ってどんなものを何のために作るのか?パソコンを使って誰を感動させるのか?
パソコンを使ってどう世の中を変えていけるのか?
パソコンも金槌もすべては人の使う道具にすぎないが、それを使って人を感動させることもできれば、犯罪に役立てることもできる。
つまるところ、「それを使って何を作るか?」なのだと思う。

「パソコンはただの道具です」などと人前で話したあと、自分に問いただした。

じゃあ聞くが、年がら年中パソコンを使っているお前は何を作ったのだ?

と。
大したもの何も作っていないじゃないか、とわたしは思った。
長いことコンピュータに携わってきたような気がしていたが、まだまだだ。何も成していない。

<たどり来て未だ山麓>という棋士升田幸三の言葉が頭を掠めた。
師匠と仰ぐ齋藤武先生がよくおっしゃった言葉<日暮れて、路遠し>が脳に響いてきた。

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