ホームページを作ってアップロードする際にしっておいた方が良いドメインとURLの関係。URLの途中のスラッシュ「/」の意味をまとめました。
ドメインとアクセスURL
独自ドメインを取得するか無料のレンタルサーバなど借りるかすると自分専用のアドレスとして
hogehoge.com とか abc.hoge.jp などのようなドメイン(あるいはサブドメイン)を得ることができる。
ドメインは、インターネット上に同じものは存在しない住所のようなもの。
ドメインを取得できたという事は、インターネット上に独自の場所を得たという事になる。ネットの住人になったとも言える。この場所はあなたの場所なので、ある意味なんでもし放題だ。(ただし、法律の範囲内で)
このドメインにChromeやSafariなどのブラウザからアクセスする場合は、頭にhttps://やhttp://などをつけて、
https://hogehoge.com/ とか http://abc.hoge.jp/
としてアクセスすることになる。
また、自分のドメインに自ら作成したHTMLやCSSファイルをアップロードすれば立派にホームページとして認識されることになる。
アップロードするには、FileZilla(Windows/Macフリーソフト)などのFTPソフトを用いてHTMLやCSS、画像ファイル等をアップロードする。
ここで仮にアップロードしたいファイル構成が以下のような感じだとする。
index.html
sub.html
style.css
これを仮にhttp://abc.hoge.jp/にアップロードすると、index.htmlを表示したい場合は、ブラウザのURL欄に
http://abc.hoge.jp/index.html
と入力すればアクセスできる。
当然、sub.htmlを表示したい場合は、
http://abc.hoge.jp/sub.html
となる。
ただ、実際多くのサーバでは、index.htmlというファイル名を省略できる設定がなされている。
先程の、
http://abc.hoge.jp/index.html
は、index.htmlの部分を省略して、
http://abc.hoge.jp/
としてもアクセス可能だ。通常はこちらを利用することが多い。(短いURLになるため)
index.html以外では、ワードプレスなどでトップページに使われるindex.phpなどのファイル名も同様の省略可能設定とされていることが多い。
もちろんこれらの省略設定はレンタルサーバを借りた場合、独自に設定することも可能だ。その際は、.htaccessというファイルを作成してそこに省略したいファイル名を記述することになる。
.htaccessファイルの記述例
DirectoryIndex index.php index.html
この場合は、省略されたURLにindex.phpが存在しなければ、index.htmlを探しにいくという意味になる。
サーバ上に作成したフォルダ内に存在するHTMLへのアクセス
次にサーバ上にフォルダを作り、その中にHTMLやCSSファイルを配置してアクセスする場合の話。
例えば、先程のindex.htmlとstyle.cssに加え、同じ階層にmelonというフォルダを作成してその中にHTML・CSSファイルを配置した場合について考える。
イメージ
これを先程のサーバURLのhttp://abc.hoge.jp/にアップロードした場合、melonフォルダの中のindex.htmlにアクセスしたい場合は、
http://abc.hoge.jp/melon/index.html
又は省略形で
http://abc.hoge.jp/melon/
となる。
フォルダ(ディレクトリ)がスラッシュ記号「/」で区切られると覚えておけば良い。
まとめ
[list class=”ol-circle li-mainbdr main-bc-before”]
- index.htmlやindex.phpなどのファイル名は省略してアクセス可能
- URLのスラッシュ「/」でくくられた文字列はサーバ上に作られたフォルダ(ディレクトリ)名である
[/list]
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