そういう気持ち

あの人は今、映画の中にいる

歩きながら雨に打たれる自分を かっこいい と思うことがある。
長崎瞬哉(詩人)

俳句:小正月

小夜時雨(さよしぐれ) はや新年も 十五日
長崎瞬哉(詩人)

俳句:雨かな?

雨かな?と見上げた空を蝉がゆく 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

俳句:雨宿り

突然の雨に庇(ひさし)の有難さ 長崎瞬哉
好きなもの

雨の裏庭

雨の降る日。 日がな一日、裏庭の木や草を眺めるのもいいものです。 木に当たるかすかな雨音や何処か遠くで鳴いている蛙の声を聴いていると、自分が自然と等しくなったようで、はっと我に返ります。 こういう日がわたしは好きです。
長崎瞬哉(詩人)

俳句:通り雨

眼前の 景色新たに 通り雨 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

俳句:雨上がり

陽が差して 夢のあとさき 雨上がり 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

短歌:雨

平成に 終わりを告げし 天皇の 自らの意思 国に降りゆく 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

俳句:長崎

降りしきる 雨 長崎に 降りしきる 長崎瞬哉/佐世保での事件に寄せて
長崎瞬哉(詩人)

俳句:雨

服を着た 重さに耐えろ 雨の中 長崎瞬哉