空気

長崎瞬哉(詩人)

俳句:家族

一人でも いないと違う 空気感 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

俳句:外

しんしんと 空気降り立つ 窓の外 長崎瞬哉
そういう気持ち

誰もいない家

家、とは何だろうかと思う。 ちょうど一年前の正月明けは、三人が暮らしていたわたしの実家は、今は誰もいない。
日記

空気は写せない

ときどき、空を見上げてはっとします。 きれいだなぁ、と思う瞬間はいいものですね。 でも、その場の空気までは写せません。 そう言えば、漢字で「空」の「気」と書いてくうきと読むのですね。 【写真/2013年11月15日午後4時33分の空】
そういう気持ち

そう、思うことにする

家族が一人、二人といなくなることがあった。 とは言っても、離婚したとか死別したとか悲しい話ではない。 たまたま、妻が社員旅行でいなくなり、息子が修学旅行で一時的にいなくなっただけのことだ。