そういう気持ち

猫は地上で生きている

自由という幻想を持っているのが人間で、生きることが自由と同義なのが猫なんだろう。わたしは日本という国にいて、猫は地上で生きている。
好きなもの

濡れ縁猫 – 夏

夏の暑い日に家の濡ぬれ縁えんで寝ていた猫です。こういう感じで生きていたいです。
そういう気持ち

猫と光学迷彩

目の前を通り過ぎればはっきりと分かるが、足音だけなら気配を感じさせない猫。きっと光学迷彩をまとわせたらプレデター以上の強敵となるのではないだろうか。
そういう気持ち

ネコ寝てる

こういう寝方をしてみたいものですな。
長崎瞬哉(詩人)

ショートショート:猫と世界

わたしはいつから猫になっていたのだろう。確か昨日は電車に揺られてしたくもない仕事に行ったはずだが。昼にはスキヤの牛丼を食べて、残業もせずに帰宅した。はず、だった。確かにわたしは「猫になりたい」と考えたことはある。一度や二度ではない。通勤途中...
そういう気持ち

黒猫人間

外の空気を吸おうと玄関を出て、ふと右を見ると黒猫がいた。黒猫とわたしは目があった。ふてぶてしい顔をした猫だ。わたしが黒猫を見ると同時に黒猫の方もこちらに気づいたようだ。明らかにわたしという人間に気づいた後、「フン」といったかは分からないが、...
長崎瞬哉(詩人)

俳句:春

道端で交尾をしている猫二匹長崎瞬哉/自然だなぁ
そういう気持ち

猫は家に

猫は家につき、犬は人につくと言う。昔、わたしの実家では常に猫を飼っていた。藁葺きだった屋根にトタン屋根をかぶせた築100年以上の古い家がわたしの実家だ。天井が黒く煤(すす)けており、以前は囲炉裏があった面影を残していた。要するに昼間でもおば...
長崎瞬哉(詩人)

俳句:猫

移りゆく世間を忘れ猫を見た長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

俳句:空の下

カラスゆく空の下には猫や我長崎瞬哉