日記 海と婆さん たぶんその時、その婆さんを見ていたのは世界でわたしだけだったと思う。 わたしは営業の仕事で海の近くに来ていた。 昼休み、わたしは防波堤の近くに車を停め、今朝こしらえたおにぎりを食べた後、海をぼーっと眺めていた。 昼休みをとっていたのだ。けっ... 2019.04.11 日記
長崎瞬哉(詩人) 自由律句:未来 都会の雑踏で 道に迷っておろおろしている老夫婦を見て かわいそうだと思ったのは 私の未来 子どもに期待するより 自分に期待せよ あなたたち 大海の水を 柄杓一つで かき出してゐるわが人生 長崎瞬哉 2014.02.22 長崎瞬哉(詩人)