俳句

長崎瞬哉(詩人)

俳句:夏花火

大輪の花火よこ目に君をみる
長崎瞬哉(詩人)

俳句:長崎

あの夏の空へとつづく蝉しぐれ
長崎瞬哉(詩人)

俳句:広島

一瞬で夏を奪われた人がいた
長崎瞬哉(詩人)

俳句:陽炎

陽炎(かげろう)や幼き夏が揺れている
長崎瞬哉(詩人)

俳句:歳月

涼をとる木陰いつかの植えた木か
長崎瞬哉(詩人)

俳句:七夕

短冊の願いはいまだ叶わない
長崎瞬哉(詩人)

俳句:風

この風も明日は誰かの頬(ほお)なでる
長崎瞬哉(詩人)

俳句:初夏

朝日より夕陽がすきだなんでだろ
長崎瞬哉(詩人)

俳句:巣

つばめには仮の住まいか我が住処(すみか)
長崎瞬哉(詩人)

俳句:初夏

風呂あがりそろそろ出すか扇風機