昔、PDA端末というものがあった。
1990年代ごろのことである。写真はPDA端末上で動くギャラクシアンのプレイ画面。
PDAとはPersonal Digital Assistantの略らしい。タッチペンで操作でき、個人情報などを管理したりする道具として新しい物好きの間で使われていた。今思えばスマホの走りのような製品だった。
わたしが持っていたのは、Palm社が開発したPalm Vという機種。
Palm (PDA) - Wikipedia
日本のメーカーではシャープのザウルスが有名だった。(妻が持っていた)
ちなみに仕事でPDA端末をバリバリ使いこなしている人はいなかったように思う。
ある意味スマホを持っていてもゲームやSNSしかしていない現代人となんら変わらない。
当時わたしが持っていたPalmシリーズは書籍も沢山でていた。
充電器などを含めた製品一式と書籍はこんな感じだ。
記憶にないが、上記写真を見る限りパソコンとの接続はUSBではない。
アプリケーションなどもCDで提供されている。パソコンが前提で利用する製品ということだ。
ところで、わたしはこのPalm Vをほとんど使わずにYahoo!オークションで処分してしまった。
使いみちが無かったからである。
もともと分厚いシステム手帳を使っていたが、それで事足りたのだ。それに手書きの方が使いやすい。
入力はタッチペンだが、せいぜい書道アプリを使うくらい。
そもそもキーボード入力が速い方なので、タッチペンでの入力はいらいらした。
Palmの場合、2マスしかない入力エリアにタッチペンで文字を書いていくのだが、機械に使われているようで慣れなかった。
ともあれ、モノクロ画面でギャラクシアンができる端末というのは嫌いではない。
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