人生は読めないブログ

俳句のちょっとしたニュアンスは、日本で生まれ育った人にしか伝わらないのではないか。芭蕉の『夏草や　兵どもが　夢の跡』のような句に出会うと、日本人に生まれて良かったと素直に思えてしまう。わたしは俳句が好きだ。

田舎道走るは介護車選挙カー

アントキノイノチさだまさし（著）何度も読む小説というのは、きっと自分にとって何か引っかかるものがあるからだと思う。

パソコンやスマートフォンやゲーム機ばかり使っていると馬鹿になるよ、とまでは言わないが何か根本的な部分が抜け落ちてしまいそうなので、近ごろの流れに逆行する（逆行したい）性格のわたしとしては、自然を身につけたいと考える。

みせかけのかっこうなんてつまらんよお好み八ちゃん／中沢啓治 p.48

小学生の頃、宿題で同じ漢字を何度も書いていたら、「こんな漢字あったっけ？」と不安になったことがある。

何年かぶりに恩師のS先生に会った。相変わらずお元気そうで、一般教養を学生に教えているとのことだった。わたしがS先生に教えて頂いていた当時（S先生はわたしの上司でもあった）は、「倫理学」という授業を先生は受け持っていた。

ロープウェー一緒にゆられる人生さ