面白かった本(小説)

面白かった本(小説)

本の感想:樹脂(ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

タイトルが『樹脂』である理由は、読んでいれば気づく。 しかし、主人公リウが最後に発する一言で、読者はもう一つの『樹脂』の意味を知ることになる。
面白かった本(小説)

本の感想:ゲド戦記Ⅴ アースシーの風

若い頃につまらないと感じたことが、年を取るにつれ面白く感じたり興味深くなったりすることがある。年齢がある程度いったら分かるようなこと。そんな事が書いてあるのが Ⅴ「アースシーの風」なのかもしれない。
面白かった本(小説)

実は一人の個人の小さな詩から戦争がはじまるのが現代なんだよ – 三島由紀夫「美しい星」

人類の根源的なテーマを軽い筆致で描いた三島由紀夫の「美しい星」。 現代社会あるいは世界を考える時、一つの論争の火種を今も提供し続けている。
面白かった本(小説)

本の感想:嫌われ松子の一生/山田宗樹

読後、自分も含めた出会う人全ての人生に思いを馳せることになる。 ミステリー小説っぽいありきたりな冒頭イメージを見事に裏切ってくれる小説。
面白かった本(小説)

本の感想:『百年法』山田宗樹(著)

「人の死を制御しなければ国として立ちいかなくなる」という弊害が発生したとき、人々は一体どんな選択するのか? 物語の中だけの話ではなくなってきた気がする。
面白かった本(小説)

本の感想:Voyage 想像見聞録

「人生って旅だよなあ」が読後の素直な気持ち。 隙間時間に気軽に読めるヴォリュームの短編集。 「旅」と「SF」が好きならより一層楽しめる6人の著者による6つの物語を収録。
面白かった本(小説)

本の感想:涼宮ハルヒの消失

本作の特長は前3作品である『涼宮ハルヒの憂鬱』、『涼宮ハルヒの溜息』、『涼宮ハルヒの退屈』を全て読んでからでないと物語の真の感動が得られないことにある。
面白かった本(小説)

本の感想:ゲド戦記Ⅰ 影との戦い

人や物には《真まことの名まえ》があり、 《真まことの名まえ》 を知っていれば、そのものを自由に操ることが出来る、という設定は、ゲド戦記の魔法に真実味を与えている。
面白かった本(小説)

本の感想:四畳半神話大系/森見登美彦

軽妙な語り口で時に的を得たことを悪友小津や樋口師匠に語らせるあたり、人生って面白いな、と思わずにはいられない。
面白かった本(小説)

本の感想:地球星人

著者の『コンビニ人間』を読んだ時にも感じたが、凄く気分が悪くなる小説なのにどうしても結末が気になり最後まで読んでしまう点は本書でも同じだ。(より一層強くなっているかも)