長崎瞬哉(詩人)

長崎瞬哉(詩人)

詩:お墓

太陽を受けて 大きく育った杉の木が根元から掘り出され 太陽光パネルに変わった
長崎瞬哉(詩人)

川柳:みじめな人

原爆を落とせ と言った偉い人
長崎瞬哉(詩人)

俳句:お~いお茶風

青空に入道雲が挑んでる
長崎瞬哉(詩人)

詩:何やってるんですか?

何やってるんですか?― 人間です。
長崎瞬哉(詩人)

俳句:間引く

間引菜に手が立ち止まる心消す
長崎瞬哉(詩人)

川柳:絵の具セット

子育てを 終えて残るは 画材かな
長崎瞬哉(詩人)

川柳:手紙

宛先の相手と対話手紙書く
長崎瞬哉(詩人)

俳句:山あげ祭

はりか山裏手に眺む祭りかな長崎瞬哉/若衆の力を合わせる様、祭りを思わせる
長崎瞬哉(詩人)

川柳:レ・ミゼラブル

原作は五巻もあるよあゝ無情
長崎瞬哉(詩人)

川柳:長野駅前

『故郷の空』 横断歩道 いま昔