そういう気持ち

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人生はつまらないですよね、といってしまっては元も子もない

数ある小説のなかで一番目にとまる部分は、 「人生はつまらない」とか「人生はたいくつなものだ」と正面きって伝えているものだ。 【写真/2012年8月24日 ムカデにかまれて水ぶくれになった足】
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本を読む行為が贅沢

ゴールデンウィークだ、夏休みだと人が込み合う場所にいくことより、ゆっくりと家で本を読む事のほうが贅沢だと考えるわたしにとっては、人に会い話をして情報を得たりするより本を読む方が有益なのではと思ってしまう。 わたしは今世界中の本や文献を読む事...
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老人は芸術である

ヒッチハイクをしている外国人を車に乗せたことがきっかけで友人になったMichalさんというポーランド人がいる。 彼は翻訳家で、もう一線は退いているらしく時間に余裕があるらしい。 すでに妻もなくしており、世界中を自由に歩きまわっている。 先日...
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負けたくない人

この人だけには負けたくない、という人がいる。 わたしの場合は父だ。 父は負けず嫌いである。 小学校時代にトランプや卓球で父と勝負した。父は常に「勝ち」にこだわっていたように思う。 実際に父は強かった。
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高校野球について

「他の県のチームよりは応援している」 という程度だ。 高校野球で自分の住んでいる県代表のチームを応援するか、と問われた場合の答えとしては。 最近は強い学校に有望選手が集まってくることが多く、県代表と言われても地域性が薄れてきているためとても...
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電子書籍の明るい未来

日本では紙の本が1000年以上昔に作られていたという。 わたしが持っている本で一番古い本は、昭和45年に発行された『我が輩は猫である』で、40年以上も昔の本になる。 長きにわたり、情報を世に知らしめるという目的からすれば、紙の本はその目的を...
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知らないと気づかないで通りすぎる

知識について:百合の花の香りを知識として持っていたとしても百合の花の香りはわからないし、もしそれが目の前にあったとしても気づかない。 夏目漱石の短編小説に『夢十夜』というものがある。 『坊ちゃん』や『こころ』などとは雰囲気が異なるこの短編は...
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本の読み方

本の読み方が最近変わった。 同時に数冊の本を平行して読むようになった。 若いころ20代30代では、わたしは一冊の本を読むまでは、次の本を読むことはあまりしなかったように思う。 自分の中では、その本に悪い気がしてあまり面白いと思わなくても最後...
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人はいつ大人になるのか

「ある日突然、子どもを卒業して大人になるわけじゃない。今の君の生き方が大人の君をつくるんだ」 『いじめを見ている君へ』と題した朝日新聞の連載記事に載った舞踏家田中泯(みん)さんの言葉だ。
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1平方メートル缶ジュース一本の値段なら買うか

先日新聞に小さな記事が載っていた。 北海道夕張郡由仁町という農業中心の地域で、宅地を県外在住の方に破格の値段で売り出すという記事だ。 過疎化を食い止めようとの策らしい。 【写真/2010年9月11日 木】