そういう気持ち

そういう気持ち

夕風

台風が去った後は、風が強く吹いていることが多い。こういう時の風にうたれるのが好きだ。 まあ実際、台風の風でなくとも時折吹いてくる風もまたいいものだ。 風は目には見えないけれども常に移動している。 わたしの顔を吹き抜けた風は、明日誰の顔をなで...
そういう気持ち

日々変わっていく自分

知識欲が無くならなければ、人間なんとかやっていけるのではないかと思っているのだが、どうだろうか?無一文になったとしても、近くに図書館でもあれば、無料で本を数冊借りられる。借りなくても図書館の中で読めば何冊でも読み放題だ。 わたしは本を読む速...
そういう気持ち

「皆が皆、病気である」

医者にかかると大抵なんらかの病気と診断される。 それなら病院に行かなければ一生病気と診断されずにすむというものだ。まあ、これは極端すぎるわたし個人の意見なので何の参考にもならないだろう。 では、こう考えてはどうか。 「皆が皆、病気である」 ...
そういう気持ち

タイムカプセル

小学校卒業の時、わたしたちの学年(というよりお金を出したのは親だが)は、卒業記念品として時計を寄贈した。寄贈した時計は、生徒が登校する昇降口の手前に配置された。体育館にあるような遠くからでも見えるくらいの大きさの時計は、金属の支柱で支えられ...
そういう気持ち

生理的なことは他人に見られたくない理由

生理的なことは他人に見られたくない、と言うのは人間(というより動物全般にとって)の本能的なものだろう。 生理的な行為をしている最中、生物は無防備な状態だ。 食事中は両手を使っているし、睡眠中は完全無防備だし、排泄もなかなか身動きが取れない、...
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とりあえず、令和初!

最近見た新聞折り込み広告に「令和初!」という文字が躍っていた。 今年の12月末までは使える言葉だろう。 わたしはあまのじゃくなので、人の反対方向をいってみたい。 この内容でブログを書くのはこれが「令和最後!」
そういう気持ち

あなたの代わりは人が作った機械

昔はなんでも人がやっていた。人が作った機械を使うようになったのは最近のこと。 娘が「これ、面白いよ!」と言って見せてくれた写真は強烈だった。 陸上の短距離走だろうか。競技スタートの瞬間が写っている。現代なら皆同じ姿勢で両手のひらを地面につけ...
そういう気持ち

「すごい人」はいっぱいいる

世の中には自分より「すごい人」がいっぱいいる。 最近はインターネットが普及したせいで、あるいは動画配信が普及したせいで、「すごい人」をいっぱい見ることが出来るようになった。 例えばギターを弾こうと思い立って「どんな風に弾くのかな?」などと検...
そういう気持ち

止まった時計

午後2時49分53秒を指したまま動かない時計がある。 これは東日本大震災のとき、我が家の部屋に掛けてあった時計である。 時計自体は壊れていない。電池を入れるとまた動き出す。 だが、電池を入れてまた使う気にはなれない。 あの時の大地震を忘れな...
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わたしの中のバンクシー

バンクシーが描いたとされるストリートアートが話題だ。 まあ普通の落書きよりは世界的に有名なだけで結局は落書きに過ぎないのだが。わたしの住む茨城でもバンクシーの絵が見つかったとか見つからないとか。 わたしは以前から気になっていた落書き(あるい...