そういう気持ち

そういう気持ち

童話にでてくる魔女は実はブルーベリージャムを作っていたのではなかったか

ブルーベリージャムを作っている最中の鍋を覗き込むと、あるシーンを思い出す。
そういう気持ち

文章を読むはずが動画をみている

文章での情報を見ようとネット検索したものの、いつの間にか動画を見ていたという経験が増えてきた。わたしも野生動物なんだと思うことにしておく。
そういう気持ち

玄関には置物のようにアマガエルが鎮座する

たまに玄関に挟まれた干からびたカエルを目にすると申し訳ない気持ちになる。
そういう気持ち

Twitterアカウントを削除したら気持ちが晴れ晴れとしてきた

普段の過ごし方で気になっていたのは、Twitterをいつまでもだらだらと見続けてしまう点。
そういう気持ち

最近登場したゲーム機のコントローラは10年前と大して変わっていない

最新のゲーム機のコントローラを見て感じたのは、人間が機械に合わせて使うことが前提になってしまっているということだ。
そういう気持ち

世の中は女の顔をしていない

定年退職した夫が「これからは地域社会に貢献したい」などと馬鹿な事を言い出したら、まずは身近な事、料理、掃除、洗濯、皿洗い……そういう事で貢献しな!と妻から言い渡されることをわたしは望む。
そういう気持ち

途中になっている事を脳内でシミュレーションしてしまい疲れる

その日のうちに出来なかった事が凄く気になってしまい、寝る前などに、気づくと脳内シミュレーションしている事がある。
そういう気持ち

協調性のない茴香(ういきょう)の花

伸びる時期が早まったのか遅れたのか。詳細は分からないが、そういうことはあるものだと思うことにする。
そういう気持ち

記憶における物語

自分の記憶があやふやだと感じるようになった。小学生のときに、すらすらと書けた漢字を思い出せない。立ち上がった瞬間、今何をしようとしていたのか忘れる。
そういう気持ち

来年のことは鬼も知らない

わたしなど、考えることほとんどが甘い見通しとなって、常に鬼に笑われる側だ。