長崎瞬哉(詩人)

長崎瞬哉(詩人)

川柳:人生

やり直し効かない過去が積もってく
長崎瞬哉(詩人)

続・夢十夜/第六夜『かけっこ』

こんな夢を見た。クラスのみんなで、二人一組かけっこをしている。わたしの番がきた。わたしの隣は、好きな女の子だった。
長崎瞬哉(詩人)

短歌:子供

声上げて泣く子はどこかうらやまし
長崎瞬哉(詩人)

俳句:橋

雨あがる天使の落書き虹の橋
長崎瞬哉(詩人)

詩:魔法使い

振りかえってみるとあんな事 よく出来たなと思う
長崎瞬哉(詩人)

詩:地球は一つで世界はつながっている

私は知っている。海に流したプラスチックごみは、わたしが食べた魚の肉となってわたしに返ってくること。
長崎瞬哉(詩人)

俳句:出番

秋風に出番なくした西瓜かな
長崎瞬哉(詩人)

川柳:SDGs

エコバック買わなきゃもっとエコだって
長崎瞬哉(詩人)

詩:景色

今見ている景色が 二度と見ることのないものなら人はそれを どんな思いで眺めるだろう「いってきます」が 「さよなら」だとしたらどんな顔を 相手に向けるだろう
長崎瞬哉(詩人)

川柳:解

いつだって時が決めるよ雨あがる