長崎瞬哉(詩人)

長崎瞬哉(詩人)

川柳:いつも

いつだって君が歴史の目撃者
長崎瞬哉(詩人)

川柳:水族館

ペンギンは基本的には動かない
長崎瞬哉(詩人)

詩:人生

親から手札が配られたまずはどれから出そうかな相手が捨てたカードには何かの意味があるはずだ
長崎瞬哉(詩人)

川柳:人間

当事者になって分かった遅かった
長崎瞬哉(詩人)

短歌:家族

つかの間の 家族といふは 有難き一人一人が 過ごす夢かも
長崎瞬哉(詩人)

川柳:タイミング

手を振って気づいてくれた違う人
長崎瞬哉(詩人)

俳句:雪の日

雪の日は何は無くとも雪見酒
長崎瞬哉(詩人)

川柳:透明

透明を色で表す写実主義
長崎瞬哉(詩人)

俳句:大晦日

父母の笑顔遠くに除夜の鐘
長崎瞬哉(詩人)

短歌:青春

無理だって今なら分かる あの頃はなんにも見えず 君を見ていた