長崎瞬哉(詩人)

長崎瞬哉(詩人)

ショートショート『ノストラダムスは眠らない』

現実は時々予想外の事が起きて面白くもある。 しかし、頭の中で巡らす大小様々な妄想ほどには面白くもないと悟ったのは、1999年の7の月が何事もなく過ぎた少しあとだった
長崎瞬哉(詩人)

俳句:柿の実

柿の実と 見まがうような 落ち葉かな
長崎瞬哉(詩人)

川柳:二位

落ち込むな 一位を目指し 取った二位
長崎瞬哉(詩人)

川柳:人生

やり直し 効かない過去が 積もってく
長崎瞬哉(詩人)

続・夢十夜/第六夜『かけっこ』

こんな夢を見た。 クラスのみんなで、二人一組かけっこをしている。 わたしの番がきた。 わたしの隣は、好きな女の子だった。
長崎瞬哉(詩人)

短歌:子供

声上げて 泣く子はどこか うらやまし
長崎瞬哉(詩人)

俳句:橋

雨あがる 天使の落書き 虹の橋
長崎瞬哉(詩人)

詩:魔法使い

振りかえってみると あんな事 よく出来たなと思う
長崎瞬哉(詩人)

詩:地球は一つで世界はつながっている

私は知っている。 海に流したプラスチックごみは、わたしが食べた魚の肉となってわたしに返ってくること。
長崎瞬哉(詩人)

俳句:出番

秋風に 出番なくした 西瓜かな