長崎瞬哉(詩人)

長崎瞬哉(詩人)

俳句:春

また違う思いで眺む桜かな
長崎瞬哉(詩人)

短歌:逢う日遥けし

解放を 夢見て過ぎし 子育ての懐かし日々ぞ 親心かな
長崎瞬哉(詩人)

川柳:あっという間

ひな鳥がいつの間にやら遠い空
長崎瞬哉(詩人)

俳句:春

オリオンも 西に帰らん 花便り
長崎瞬哉(詩人)

短歌:人生

俺のそば 歩く君たち エキストラ俺も誰かの 通行人A
長崎瞬哉(詩人)

短歌:卒業

先生と 呼んでくれたね ありがとう
長崎瞬哉(詩人)

川柳:黙とう

イヤホンでサイレンの音聞き逃し
長崎瞬哉(詩人)

ショートショート「草とり」

「ほら、手を休めない」ちょっとミミズ見ていただけなのに。もう。梅雨の合い間の晴れた日、秋子は父と庭の草とりをしていた。
なお奈

詩:花粉の涙

詩:花粉の涙べたべたの涙鼻水が眼から出ているかんじ
長崎瞬哉(詩人)

俳句:ひな人形

真夜中の座敷にぎやかお雛さま