雨の日は外に出るのも気が引ける。
晴れていればどこに行っても気持ちがいいものだけれど、雨それもどしゃ降りだとおっくうだ。
一人で本を読むのもいいが、家族みんながそろっての遊びなら、わたしはカードゲームをする。
お金もかからず白熱できるので、外で雨が降っていることも忘れてしまう。
トランプも悪くはないが、わたしは小学生の頃に親と遊んだ花札が一番好きかもしれない。
ルールはいくつかあるが、花合わせが一番簡単で小学生の低学年でも十分遊べる。
点数計算があるので、ちょうど習った算数の知識が生かせるなどと親心には考えてしまうが、まあ花札は純粋に楽しい。
なぜか花札の得点計算なら子供でもすすんでする。
花鳥風月をあしらった花札は、日本の四季が絵柄にあらわれていてみていても飽きない。
わたしはススキに満月がでているいわゆる坊主(ボウズ)が好きな札だ。
なぜか見ているだけで嬉しくなってしまう。(20点だからか)
花合わせを憶えたら48枚全ての札が頭に入ってきたということなので「こいこい」という役をつくるゲームもおすすめだ。
トランプでいうならポーカーか。
麻雀よりも役がすくないし、花合わせの延長で楽しめるので、3時のおやつを懸けるとかすれば真剣になれる。
もう一つ別のカードゲームをあげるなら遊戯王やデュエルマスターズだ。
これは小学生の息子に教えてもらって憶えた。
花札は親から子へと、わたしが子供たちに教えたが、遊戯王やデュエルマスターズは息子に教えてもらった。
子から親へだ。
新しいカードゲームも「面白さ」という点では古くからあるカードゲームと大きな違いはない。
遊戯王やデュエルマスターズは、他人より強いカードを持っているとゲームを有利に進めることが出来る。
どうしても「強いカードを集める」という部分に重きがいってしまいがちだが、遊んでみれば手持ちのカードだけで、十分に楽しめるものだ。
花札にしろ、遊戯王にしろ熱中しだすと外の天気も忘れてしまう。
人間どんな年齢でも勝ち負けのつくものは熱中してしまうような気がする。
今日は雨だったが、いつの間にか雪に変わっていた。
【任天堂の花札】
任天堂はテレビゲーム以前は花札やトランプの会社だった
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