この記事の別名は「今年買って一番損した商品」です。(笑)
結論から言うと4万円以上つぎ込む程、このドライヤーに価値はありません。
詳しく知りたい方は以下のレビューをどうぞ。
なぜダイソンのドライヤーを買ったのか?
なぜダイソンのドライヤーを買ったのか?
原因は、わたしと妻とのお互いの勘違いによるものだった。
それに気づいたのは購入して半年以上も経ったある日のこと。
「ほんと重くてやだ!」
わたしはてっきり妻が欲しかったドライヤーだと思っていたので「自分で欲しかったんでしょ?」との言葉が口をついて出た。
その後の妻の言葉にわたしは耳を疑った。
「ええ?!あなたが欲しそうにしてたから買ったんだと思ってた!」
そうなのだ。わたしと妻はお互いに相手がこのダイソンのバカ高いドライヤーを欲しかったんだと勘違いしていたのだ。(しかも購入して半年以上経ってからやっと知り得たのだった)
何を隠そうわたしは最初からこのドライヤー持ちにくいし持った時のバランスが悪いと感じていた。
しかもその前に使っていた確か3000円くらいで購入したドライヤーの方が速く乾くし、使いやすいととも思っていた。
実際の使い勝手
まず最初に使ったときの印象は、「持ちにくい」「重い」でした。
これは半年以上経った今も変わりません。
次に、スイッチ類。(正直、悪い点しか書けなくて申し訳ないのですが、本当に使いにくいので仕方ないです)
持ち手部分に電源スイッチがあり、上下にスライドしてオン/オフします。ここはまだ許せるレベル。
送風部分の左右には、左に風量ボタン。右に温風ボタンがあります。
左の送風ボタンは、3段階(1~3)、右の温風ボタンは4段階(0~3)あり、ボタンを押すたびに変化し、それにともなってLEDが点灯します。(写真では、風量、温風ともに最大の状態)
ちなみに温風ボタンの0段階(LED消灯)は、冷風ということです。
髪を乾かす時は、当然持ち手を持っているので、髪を乾かしながらこのボタンを操作することは不可能に近いです。
まずボタンの配置が押しにくい場所にあります。なおかつLEDの表示で風量などが何段階か分かるようになっているため、いちいち目で見て判断する必要があります。両手で操作するドライヤーはこのダイソンのドライヤーが初めてです。
冷風はどうするのかと言うと、なんども温風ボタンを押して0の状態にするか、あるいは電源ボタン下にある冷風ボタンを押しっぱなしにするといつでも冷風に変化します。
電源ボタン下にある冷風ボタン。
押しっぱなしで冷風。
しかしこの冷風ボタンがまた使いにくい!
長い棒状の持ち手部分が持ちにくい上にボタンを押したまま髪を乾かそうとすると、指がすぐにボタンから離れてしまい温風になったり冷風になったりといった感じになります。現状、誰も使っていません!
風量は今まで使ったドライヤーの中では一番凄いのですが、その割に速く乾く訳でもありません。
やはり3000円くらいで買ったドライヤーの方が速く乾きました。
送風口には、いろいろとアタッチメントをつけることが出来るのですが、わが家では通常のタイプと、アタッチメントを外した状態でつかっています。
ただ何もつけない状態が一番風量が大きいのでわたしは何もつけずに使っています。
何もつけない状態。(風量が最大)
妻と娘はこの状態でよく使っている。(風量は体感で半分以下に落ちます。要するに普通のドライヤー状態)
あとこれは購入前に知っておきたかったのですが、このドライヤーゴミ掃除が必要です。
持ち手の一番下の部分がメッシュになっています。
ここから空気を取り入れているのです。当然吸い込まれたゴミがここに吸着します。
時々メッシュ部分を回して空けるとけっこうな量のホコリがついています。(たんにわが家の掃除が行き届いていないだけかもしれませんが)
ユニークなダイソンのデザインは、ユーザにゴミ取りをさせる事からきていたのでした。
最初の使い始めの頃、わたしはこのメッシュ部分を持って使ってしまい、風量が少なくなったのでオヤッと感じました。
使う人によっては、このメッシュ部分を持って使ってしまいそうです。
わたしの娘は最近、「このドライヤー使ったあと耳鳴りがするんだよね」と言っていました。
最大の風量を使うと音はかなりうるさいレベルです。(まあ、普通のドライヤーもそうですが)
ダイソンドライヤーの良い点・悪い点
わたしは文句しか出てきませんが、一応まとめておきます。
良い点
・デザインがユニーク。
悪い点
・使い勝手が悪い。(片手で操作できない)
・値段が高すぎる。(私は43800円で購入)
・ゴミ取りをしなければならない。
わたしは最近、ダイソン=大損と置き換えて読んでいます。
理由は、このドライヤー4万円以上するだけの価値を提供できていないからです。
皆さんも夫婦間の勘違いにはご注意を!
後日談:使って4年後の状態
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