平日に仕事をしていると休みの日の過ごし方について色々と考える。もちろん自分のしたいことをするのが一番なのだが、くだんの生活をしているとそうもいかない。
今日は自転車のパンク修理をした。手先は不器用だが、なんでもやってみたいわたしは高校時代から自転車のパンクは自分で直していた。もちろん自転車屋にもっていってお金をだせばすぐに終わる話だ。時間をどう使うか、は自分次第だ。
生活と言えば、「家」もそうだ。
例えば、ずっと同じ家に住んでいれば、人間同様あちこち傷んでくる。よって修理や交換が必要になる。その時どうするか。その方法は色々ある。自分で時間をかけずに誰かに頼んでもいいし、時間をかけて直したりしてもいいわけだ。
はた、と気づいた。家に関わる大小のことを何でも自分でやっていると時間がいくらあっても足りない。(ガーデンニングや修理が趣味なら話は別だが)これからの季節、家の周りの雑草が伸びてくる。草刈りなどもきちんとすれば休日返上だ。では、わたしはいつ、自分のしたいことが出来るのか。
「時間の使い方」についてわたしは最近よく考える。
スマートフォンなどの「ToDoリスト」あるいは手書きのメモ帳に自分のすべき事柄をメモしている人がいる。すべき事柄に自分のしたいことリストも加えると、多くの人は時間がいくらあっても足りないはずだ。
わたしが現在出している答えは、「今日はこれをしないでおく」ということを決めること。
人生の長い道のりを小さい頭で考えても分らない。今日、今現在は確実だ。何かをしない、と決めることは後ろ向きのような気もするが、勇気がいることでもある。
人間の欲望にはきりがない。よって人生は短い。
明日、自転車がパンクしてもわたしは修理をしないつもりだ。
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