いらないものが多すぎる

そういう気持ち

ブルーハーツの『爆弾が落っこちる時』という曲に

いらないものが多すぎる
いらないものが多すぎる
いらないものが多すぎる
     :

と連呼する箇所がある。

わたしは家の中が散らかってきたりすると、心の中でこの歌詞を口ずさみながら整理整頓したりする。

たいていは「いつか使うかも」と思いつつもずっと無視してきた本ばかりだ。

書評では、識者がもの凄く褒めていたので面白そうだと思って単行本で小説を買ってはみたものの、読んでみたらつまらなかった本などは年に数冊ほど発生する。

新しいことを学ぼうとして買った情報処理関係の書籍などは、買っただけで満足してしまい、読みもしないのに本棚を埋めていたりする

「いつか使うかも」と思いつつも開きもしない本はたいてい、将来この本の内容が役に立つかもとか、きちんと読んで学べば自分の能力が向上するかも、というものが多くを占めていることに気がついた。

中には付箋紙まで貼って「いつか読もう」とチェックしてあった本もあった。(これも付箋紙の無駄だ。付箋紙を貼ってから一度もわたしは付箋紙の箇所を開いたことがないのだから)

これでは勉強もしないのに参考書の類を買って勉強ができるような気になっていた学生時代からなんら変わっていない。

いらないものが多すぎるのは、わたしの若かりし頃から変わらない心根に問題があるのだ。

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