学生時代、アパートに住んでいた。
お盆に帰省してアパートに戻ったわたしは驚愕した。
流し台のあたりがうねうね動いていたのだ。
うねうねの正体は大量発生した1センチ大のうじ虫たちだった。
白い川の流れのように、排水溝からうじ虫たちが湧き出てきていた。
実は記憶はそこまで。
あれだけ大量発生したうじ虫たちをわたしはどうやって処分したのか?
うじ虫をそのままにしておくはずはない。わたしはそこに住んでいたのだから。
でも、あの後わたしはどう行動したのか全く記憶がない。そこだけぽっかり記憶が喪失している。
うねうね動いていたうじ虫たちの記憶だけが残っている。
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