シジュウカラの巣の素材

2年連続でシジュウカラが巣作りを途中放棄してしまった我が家の巣箱。

もう巣作りをしなくなったであろう9月に入ってから巣箱の中を開けてみた。

一昨年にみたよりも一回り小さな巣が巣箱から出てきた。（ちなみに割れた卵も2つばかりあった）

シジュウカラは巣作りにどんな素材を使っているのかチェックしてみる。

シュロの木の皮を覆っている細くて強い毛の部分が一番多く使われていた。

次に目立つのが薄緑色をした苔類だ。苔は乾燥してフワフワしている。

白っぽい部分は綿のような素材。

一昨年の巣では、同じように白っぽい釣り糸やビニール素材で似たような素材を見かけたが、今回はフワフワした綿のような素材だった。自然のもののようだ。

今回使われていた、シュロの木や苔は周囲にふんだんにある。
巣作りは近場の素材を組み合わせてするのが原則のようだ。

今年は巣箱にアリが巣を作っていたり、蛇が巣箱から出てきたりトラブル続きだった。
来年に期待したい。