米国ドラマ:『24 -TWENTY FOUR』の感想

好きなもの
24 Season7-5 DVD jacket

『24』の主人公のジャック・バウアーは捜査官だ。
シーズンが進むにつれ主人公のジャックこそ大犯罪者なのではないかと思ってしまうドラマである。
1度観るとハラハラ感がくせになり、ついつい続きを観てしまう。

24 -TWENTY FOURとは?

米国発のドラマ。シーズン8まである。
1話が1時間に主人公のまわりで起きた出来事という設定。24話=24時間1シーズンが完結する。
主人公ジャック・バウアーはテロ対策ユニットの捜査官だが、シーズンが進むにつれ主人公の立場は微妙に変化する。
1人の男が国を守る熱いドラマだ。

参考

尋問シーン

尋問シーンがとりわけ冷酷で残酷だ。
逮捕した犯人の脚を銃で撃ったり薬剤で隠していることをはかせたり、しまいには尋問し過ぎで殺してしまったりと主人公ジャックが犯罪者にしか見えないのが尋問シーンだ。

民間人が殺されすぎだ

敵役は当然だが、民間人が殺されるシーンが物凄く多いドラマでもある。
シーズン当初のころは、主人公は民間人を事件に巻き込むことを躊躇していた。

シーズン後半では、ジャックは当たり前のように民間人をおとり捜査に使い、挙句の果てに民間人を犠牲にしてしまう事もあった。

ジャックは民間人の車を盗みすぎだ

わたしがいつも気になるのは、ジャックが車で敵を追う必要にかられた際に、ジャック側に車が無いときのシーンだ。

ジャックは、民間人の運転手に銃を突き付けて、その車を奪って敵を追いかけていたりする
あるいは、駐車場にとめてある他人の車の窓を割って鍵を壊して車を勝手に持ち去る

しかも敵を逮捕するため、相手の車に奪った民間人の車をぶつけて足止めして逮捕する。
その際、奪った車は大破することが多い。(被害にあった民間人への保障はしているんだろうか?と心配になる)

24時間眠らない登場人物たち

主人公のまわりで24時間におきた出来事、というドラマ設定であるなら登場人物たちは当然眠くなるはず
ところが、『24』の登場人物たちはほとんど眠ることなく24時間ハードなアクションをこなし、コンピュータを駆使し敵の裏をかいたりフル回転している。

シーズン1では、登場人物同士がお互いをいたわり「少し眠ったら?」とか声を掛け合ったりしていた。あるいは、寝落ちしてしまうジャックも見られた。

シーズンが進んでからは、誰もが眠ることを忘れてしまったようだ。(みんなロボットだろ!)

とにかく面白い!

わたしはシーズン7まで観ている。
主人公のジャック・バウアー(捜査官)がシーズンが進むにつれてどんどん非人道的で冷酷になっていき近寄りがたくなってくる。
ただ不思議な事に主人公を嫌いになったとしても面白いのが『24』かもしれない。

とにかく正義の味方であるはずの主人公が一番多くの犯罪を犯しているのでは?とうなってしまうくらいジャック・バウアーは凄まじい。
でも1度観たらとまらなくなるはずだ。面白い!(ちなみにわたしは登場人物の中で空気が読めないクロエ・オブライエンが一番好きだ)

人生は
すべて任務さ
J・バウアー

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