暑い日だった。
2月なのに気温が20度近くもあった。そろそろ桜が咲いてしまうのではないか。
のどが渇いたので、グレープフルーツジュースを買って飲んだ。
果汁100%のグレープフルーツジュースは、酸味に少し苦みが交じり美味しかった。
飲み終えてから、商品表示欄を見ると
原材料名:グレープフルーツ(イスラエル)
の文字があった。
わたしの金銭の行き着く先が、今虐殺を行っているイスラエルの戦車や爆弾になるかと思うと「ああ、失敗した」と思った。
しかし、ジュースに罪はない。
先ほど、自分が安易にイスラエルと爆弾を結び付け、グレープフルーツジュースを買って失敗したなどと考えたことが急に心苦しく思えた。
グレープフルーツの苦みが、いつもとは違う苦みに感じられた。
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