手書き伝票とスマホサービスのどちらを取るか

そういう気持ち

クロネコヤマトには、荷物を送るときも受け取るときも毎々お世話になっている。

クロネコヤマトが提供するクロネコメンバーズにわたしは以前入会した。
クロネコメンバーズのメリットは色々とあるようだ。スマホで送るとかなり宅急便の運賃が割り引かれるらしい。

しかも、一度自分の住所や送り先住所を登録しておけば、次回から伝票に記入する手間も省ける。
手書きする必要がないのは楽だし、使ってみることにした。

結果、わたしの場合、手書き伝票に記入する時間とスマホで送るために設定する時間があまり変わらない事が分かった。

理由は、スマホでの設定項目は手書き伝票にない項目もあるため、ユーザが決めなければならない事が多いのだ。

相手先、送信元住所のチェックはもちろんのこと、荷物の大きさ、相手にメール通知するかどうか、自分宛てに相手が受け取った際のメール通知するかどうか、どこから送るかなど、手書き伝票には無かった項目が追加されている。

わたしのスマホ操作がとろいだけかもしれない。
しかし、少なくともわたしには手書き伝票で送る方がスマホを使って送るより時間が掛からなそうだ。

もちろんスマホを使うメリットは手書きの必要がなくなる点と運賃が安くなる点だ。
でも手書きをしないことで相手の住所や名前などがいつまで経っても憶えられなかったり、すっかり忘れてしまったりもする。

比べると色々と思うところはある。

一つ言えるのは、スマホサービスやウェブサービスは、サービスという名を借りて人に何か仕事をさせる類のものということだ。
わたしがスマホで設定した荷物の大きさや、どこから送るかなどの設定は、これまで店員の仕事だったものだろう。

スマホを使えば使うほど、人は得体の知れないものの奴隷となっていく。

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