盛んに巣作りをしていたシジュウカラが何日も姿を見せない。
巣箱の穴のまわりには、蜘蛛の巣がはっている。
卵を残していなくなってしまう親鳥の例もあるときく。
巣箱の中はどうなっているのか?
卵が入っていたらやだなあ、と思いつつ意を決して巣箱をあけた。
鳥も卵もない。
親鳥がいたと思われるくぼみだけが残っていた。
シジュウカラが巣作りに使っているもの
巣の中身はわりと固まって一体化していた。手で一つかみで取り出せた。
くぼみの部分。わりと深さがある。
細くて白いものは綿毛のようだが、少し黄色い部分は建築資材で断熱に使うような感じの素材だった。
下の方は、10センチほど苔が使われていた。ふかふかだ。
巣作りしている最中は頻繁に運んではいたが、まさかこんなに巣箱の中に入っているとは思わなかった。
これだけ作ったのにシジュウカラは一体何処へ???
後日談
この記事を書いた約3週間後(6月初旬)、2羽のシジュウカラが巣箱にやってきた。
しきりに巣箱に入ったり出たりして鳴いている。
何かを探している?(わたしには『作った巣がない!』と言っているように聞こえた)
わたしが早とちりしてシジュウカラの巣の中身を捨ててしまったせいかもしれない。
卵を産みに巣に帰って来たのに巣の中身が消えてしまった状態なのでは?
すごく反省している。(もうしわけないことをしてしまった!)
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