地球は太陽の周りを回っているという地動説を小学校の理科で勉強した。
先生が、勝ち誇った顔で「昔の人は地球の周りを星々がまわってるという間違った考えの天動説を信仰していたんです」と言ったかどうかは忘れたが、ともかく間違った天動説が最初に普及し、次に現代では定説となったコペルニクスの地動説が広まったようだ。
わたしは地球が自転して太陽の周りを回っているところを自分の目で見たことが無かったので、「おお、そうだったのか」と感じ入る一方で、普通に考えたら地球の周りを太陽や月が回っている天動説を信じるのは仕方がないことだとも思った。
だって、空は見上げれば太陽は東から西に沈むし、星は時間とともに動いていく。
個人とすれば、地球が中心と考えてしまうのは当然だろう。
聞いたところによると、太陽系自体も天の川銀河を2億8000万年くらいかけて一周しているらしい。
地球が太陽の周りを回って、その太陽は銀河系を回っている。
しかも地球は自転していて…うーん、想像できない。こちらの頭も周りそうだ。一体誰が証明したのだ?
昔の人の考え方や知識が覆されることは、色々とある。
かつて理科の教科書には胴につく緑青は毒であると書かれていたらしく、わたしもずっとそう思っていた。(実際は緑青は無害です→こちら)
ひねくれて考えるなら将来「実は地動説も間違っていました!」なんてこともあるかもしれないという事だろう。
わたしとしては、「やっぱり地面は平らでした。私たちは巨大な亀の甲羅の上で生活していました!」を推したい。
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