漫画の魅力とはなんだろうか?
当たり前を承知で言うが、絵が動かないことが漫画の魅力なのだ。漫画は静止画である。当然アニメと違って絵は動かないし音も出ない。でもそこが漫画の最大の魅力なのだ。
動かない絵がコマごとに続いていくだけなのに漫画のキャラはしゃべり画面狭しと躍動する。(ように見える)
最近では少しでも人気が出るとアニメ化される漫画も多い。
そうしたアニメ化作品を評価するとき「原作を凌駕する~」などと広告されていたりするが、比べてはいけないと思う。漫画は漫画、アニメはアニメなのだ。全くの別物である。
わたしの場合、漫画の魅力は、好きなコマをずっと気のゆくまで見ていられることにある。
アニメだと一瞬だが、漫画は静止画なので気に入った箇所を1分でも1時間でも見ていることが出来るのだ。
『ストップ!ひばりくん!!』のひばりくん(→こちら)てカワイイよなあと穴のあくほど見ていることも出来るし、『北斗の拳』のラオウと黒王(→こちら)の縮尺って登場の度に違うよなあと比べて見ることもできる。鳥山明のドラゴンボールの扉絵はいつも綺麗だなあと見入ることもできるのだ。
参考/ドラゴンボール扉絵 – ニコニコ動画
漫画を見ている間、わたしの脳内ではキャラが動き、吹き出しのセリフが耳元で聞こえたりする。(決して幻聴ではない)そうした脳内補完させるためにも漫画は静止画でなくてはいけない。
コメント