祖母のメモ書き【その3】です。
「サクラダファミリア教会」
スペインの世界遺産ですね。2026年ごろに完成予定だそうです。
これはわたしも見てみたい。
「やっかみ」
(ねたむ、そねむ、しっとする)
生きていればこういう気持ちもあります。
「ご無理ごもっとも」
自分に言い聞かせているような言葉ですね。
「平成三年十二月三十一日
晴美が買って来てくれる(金をはらう)」
お金を払ったかどうかは大事です。文書保存の原則ですね。
「ふだんの行おこない」
そうです。ふだんが大事なのです!
「芸術は」
「クロッカス」
わたしはどうしても続けて「芸術はクロッカス!」と読んでしまいたいところですが、別々に書いたメモです。
太宰治の『晩年』というタイトルも気が利いています。
「塑像(土でつくった人がた)」
「吉宗」
一句きました!
「地すべりの
きづあとのこる 山はだに
命つなつけ
苗木植えゆく」
その光景が浮かぶようです。
自然と戦っている人はかっこいい。
○がついている短歌は、生前祖母の部屋に飾ってあった置き物に書いてありました。
若山牧水の句です。
幾山河越え さり行かば
さびしさの はてなむ國ぞ 今日も旅ゆく
「訓はひらがな」
音はカタカナ
おきまりの四葉のクローバー。これは大きめです。
「井の中の蛙 大海をしらず」
「弱り目に祟り目」
わたしは40を過ぎても井の中の蛙です。
祖母のメモ書き【その4完】へつづく
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