世界中で使われている点字は、1825年にフランスのルイ=ブライユが考え出したものらしい。
子どもが音読の宿題でそういっていた。
今でこそ点字のワープロや点字の本があるが、点字という新しい道具が発明されるまでは目が不自由な人が文字のもつ恵みに触れる事はなかったということだ。
道具箱がわたしは好きで、よく休みの日になると何か道具を使って出来ないかと考える。
道具箱には金槌やペンチ、メジャーや六角レンチ、モンキースパナ等の先人たちの考え出した道具が入っている。
これらの道具から、色々なものが生み出されることが楽しい。
道具があらたな道具を生み出すこともある。
点字は1825年から使われ始めたということだから、もう187年ということになる。
道具としては比較的新しい部類に入ると思う。
これからも人間は色々な道具で人々を幸せにしていくのだろうと予想できる。
点字を生み出したルイ=ブライユが現代の点字の本や点字ワープロを見たらきっと驚くに違いない。
一つの道具が多くのものを生み出して多くの人が幸せになるということは、道具を作った本人にもわからないくらい広がりを持つのだと思う。
先人の知恵には感謝しなければならないと道具箱をみるたび思う。
コメント