詩:存在

アイキャッチ未登録画像 長崎瞬哉(詩人)

「それ」は、ずっとそこにあった。

たぶん「それ」は、私の小さな頃からそこにあったと思う。

私はその存在に気づいていなかった。

今日、「それ」が倒れた。

そこには、大きな大きな木の幹が、横たわっていた。

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