詩:存在 長崎瞬哉(詩人) 2021.06.16 「それ」は、ずっとそこにあった。 たぶん「それ」は、私の小さな頃からそこにあったと思う。 私はその存在に気づいていなかった。 今日、「それ」が倒れた。 そこには、大きな大きな木の幹が、横たわっていた。
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