脳と脳

そういう気持ち

わたしの脳はわたしのもの。

脳の中にはこれまで蓄積された色々な記憶が入っていて、それを取り出す事ができるのは自分だ。
時に取り出せない事もままあるが。

最近わたしたちはインターネットというもう一つの脳を手に入れた。第2の脳だ。
第2の脳であるインターネットは、自分の脳みそと違って「忘れた」という事がほとんどないのが良いところ。便利なので本来の脳の一部として使っている。
いや一部どころが本来の脳にとってかわるのではないかとさえ思えるほど第2の脳は便利で魅力的だ。

ネットが使えない状況となった時、わたしたちは行動や生活が制限されるところまで来てしまった。
人間もウイルスに侵されるように、第2の脳(=インターネット)もウイルスに侵される危険性は常にある。

わたしたちの脳が全て第2の脳に移行してしまった時、何が起きるのか不安になる。
その時、「不安」という感情をわたしは持てるだろうか?

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