ネットの世界では、大げさな表現を使った「釣りタイトル」というものが存在する。
その裏側にひそむものを検証する。
「○○しただけで人生変わった」
使用例:「朝にこれを飲んだだけで人生変わった」
たった1つの行動で人生が変わるわけない、と誰もが思っているのに、極端に言い切っている。
似たようなタイプとして「これ1本で健康!」とかよくある。(ないです。そんなの)
「〇〇しない人は損してる!」
使用例:「この機能使ってない人、完全に損してます」
読者に「自分だけ取り残されている。損している」と思わせる煽りタイトルでやんす。
実際は大して損じゃない内容が多い。
「知らないとヤバい〇〇」
使用例:「知らないと危険!身近に潜む食品添加物とは」
不安煽る系です。
本当に「ヤバい」かどうかは微妙でも、不安をあおる形で関心を引く。
食品添加物など目に見えないものに対してよく使われることが多いようです。
「もう〇〇には戻れない…」
使用例:「これを知ったら、もうコンビニの味噌汁には戻れない…」
ちょっとした便利アイテムや調味料の紹介にありがちです。
ちなみに食べ物の味などに関しては好みの問題なのでこうした表現に踊らされるのはやめましょう。
「本当にあった〇〇」
使用例:「本当にあった怖い話…深夜2時のインターホン」
実話かどうかは曖昧なまま、リアル感を演出するタイプ。
まあ、怖い話などはいくらでも創作できるので…
「天才かよ…」
使用例:「100均のアイテムでこんな使い方する人、天才かよ…」
「天才」とか「便利すぎる」などの尊敬や驚きの表現を使うタイプ。
実際は誰でもできる内容だったり、大して天才的でなかったりする。
「主婦がガチでリピしてる〇〇」
使用例:「主婦が本気でリピしてる業務スーパー神商品TOP5」
「ガチ」や「本気」に主婦などの特定の層を表す言葉が入ると信ぴょう性が高そうに見えるんですね。これがまた。
「正直、引いた…」
使用例:「彼の家に行って正直、引いたものランキング」
恋愛ネタや体験談系の釣りタイトルによく使われる。
人に嫌われたくないという心理を利用しています。
「今すぐやめて!」
使用例:「そのやり方、今すぐやめて!やってはいけない洗濯方法」
不安をあおってクリックを誘導する定番パターンです。
よく見ると、特定の商品がアフィリエイトで紹介されていたりします。
「買わなきゃよかった…」
使用例:「買わなきゃよかった家電ランキング2025」
ネガティブワードで関心を引いておき、後半では、おすすめ商品を紹介することも。
買ってはいけないものは誰しもチェックしたくなりますよね。
おわりに
ここで上げたものは、ニュースサイトやYouTube、SNSなどをすこしみれば毎日目にするタイプの「大げさな釣りタイトル」ばかりです。
でも、人間10個釣りタイトルがあったら確実に1つはみてみたくなりますよね。(わたしは10個あったら5個くらいみてますが…)
ちなみに本ブログ記事のタイトルも「知らないとヤバい『釣りタイトル』の裏側」などと「大げさな釣りタイトル」にしてみましたが、大してヤバくなかったでしょ(笑)
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