庭によく来る猫たちを観察して、猫が爪とぎによく利用する場所を特定した。
無造作に置かれた少し朽ちた木
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切った直径30センチほどの丸太が軒下に置いてある。
これが爪とぎにちょうど良いらしく、猫が丸太の上に乗って爪を親の仇のように研いでいる姿をしばしば見掛ける。
この丸太に乗る猫は、基本的に爪を研ぐ。
古い木の柱
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表面がつるつるしていない古い柱は猫の爪とぎの標的となる。
猫は二本足で立った状態で爪とぎができる。
写真の柱の上の方がけば立っている部分は猫が爪を研いだ箇所だ。
猫にとってはこの柱は爪とぎ場所として認識されているようだ。
地面に置いた杉の木の皮
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少しひっかかりがあるものが猫にとっては爪とぎに最適なようだ。
杉の木の皮はちょうどいいらしい。
ところで、わたしが「おはよう」と言うと「にゃ」と返してくる猫がいる。
この杉の木の皮がある場所で、「おはよう」と言った場合、なぜかその猫は爪を研いでからわたしの所に寄って来る。
爪とぎ=相手への挨拶 ということが猫界にはあるのかも知れない。
倒したシュロの木
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倒したシュロの木で時々猫が爪を研いでいるのを見た。
シュロの木にまとわりついた毛は、爪とぎにはあまり向かないように思える。が、そうでもないようだ。
猫が爪とぎをしないもの
爪とぎの一番人気は朽ちた丸太だ。
上に乗れる大きさも人気の要因かもしれない。
わたしにとって倒したシュロの木などは「不要なもの」という認識だが、猫には「有用なもの」として映っているようだ。
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