歴史の中にいる

アイキャッチ未登録画像 そういう気持ち

東京で電車に乗ると、たまに自分が乗っている電車と並行して走る電車に遭遇することがある。
ちょうどすぐ隣を走る電車の速度が自分の乗る電車と同じぐらいの速度になる瞬間がわたしは興味深い。
窓から隣の電車の乗客の顔がはっきりと見える。向こうでもこちらの車内を見ていたりする。

妙に親近感がわいてくる。
同じ方向に走っていても相手との速度があまりに違うと、意識がそちらに向くことは少ない。
しかし、同じくらいの速度で同じ方向に走っていると、なぜだか妙に相手を意識するようになる。

並行して走る電車はいつか遠ざかり、乗客の顔も見えなくなる。
同じ歴史の中にいる、というのはこういうものかと思う。

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