日本のYahoo!とアメリカのYahoo!は別物

最近のWebサービスは、FaceBookやGoogle、Twitterなどのアカウントを持っていれば、新たにアカウントを取らなくても利用できるようになっている。
これは利用者にとって嬉しい機能だ。
ただし、日本のYahoo!とアメリカのYahoo!は全く別の会社だと考えた方がよい。


新人のE先生が、SugerSyncと格闘していた。
メールアドレスをSugaerSyncにインポートしようとして行き詰まってしまった。
インポート先には、GmailとYahoo!メールのボタンが表示されている。
E先生は、Yahoo!メールのアドレス帳をインポートしようとしてうまくいかなかったらしい。
Gmailは、全世界共通のIDとパスワードを取得できる。
しかし、アメリカのYahoo!(すなわちyahoo.com)と日本のYahoo!(yahoo.co.jp)は別の会社が運営している。
表示されていたインポートボタンのYahoo!の方は、アメリカのyahoo.comで使用しているアドレス帳の中身をインポートするという意味だった。
当然、日本のMyYahoo!などを利用している人は、yahoo.comではないため、インポート機能を利用できない。
日本のYahoo!とアメリカのYahoo!は全くの別物だと知っている人は少ないのかもしれない。
Flickrという画像共有サービスがある。
とても便利なので利用しているが、以前このFlickrを使うにはyahoo.comのアカウントを取得する必要があった。
わたしもyahoo.comのアカウントを取得してこのFlickrを利用している一人だ。
今現在は、FaceBookやGoogleのアカウントが利用出来るため、あえて日本人でyahoo.comのアカウントを取得してまで、Flickrを利用する人はいないと思う。
わたしはyahoo.comのアカウントを持っていたから日本のyahoo.co.jpは別のものだとわかっていたが、普通は英語で表示されるだけで同じものだと考えるのではないかと思う。
少し前なら、便利なインターネットサービスを利用しようとすると、英文ずらずらのページ上でアカウント登録をしていた。
意味がわからない英語と格闘しながらアカウントを取得したときは妙な達成感があった。
今では大抵のWebサービスは、日本語版のページを設けている。
簡単に利用出来てしまうので以前からのインターネットサービスを知っているわたしは物足りない。
簡単に利用出来るようになった反面、いざというときの対処法が出来ない人は増えたように思う。

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