常陸大宮市にある百観音の巾着穴(きんちゃくあな)に入るという冒険

レビュー

以前、山の中に観音菩薩が百体あるということで行ってみた常陸大宮市にある百観音の報告続きです。

前回怖くて入る事が出来なかった巾着穴(きんちゃくあな)の中に入ることを目標にちょっとした冒険に行ってみました。

場所はこちら。

巾着穴(きんちゃくあな)とは入口が非常に狭く中が6畳ほどある穴のことです。

しかし、看板がだいぶ前から倒れているようなので本当に穴の中が6畳もあるのかどうか(そもそも中に入る事が出来るのか?)わたしとしては疑わしいのです。

本日も快晴。駐車場は安定の稼働率1%。(良いところなのになんで皆来ないんだろう?)

百観音の山景色は、いつも良い写真が撮れる気がします。

一緒に行った家族には黙っていましたが、山道の途中わたしの心を惑わす木の妖精たちが!(なんかこうセクシーな感じに見えませんか?わたしだけですか?)

これが巾着穴(きんちゃくあな)です。入口は大人が這いつくばってやっと入れる大きさです。

今回は冒険なので本気装備でここに来ました。
軍手はもちろん、懐中電灯、這いつくばってスムーズに入れるようブルーシートを持参しました。

まずはブルーシートを穴に滑り込ませます。

準備完了!

実際にわたしの息子が巾着穴に潜り込む様子。(「何かいたら嫌じゃん!」と言いつつ彼は足から先にいきました。ちなみにわたしは頭から先に潜りました)

穴がどの程度の大きさか分かるかと思います。
穴をぎりぎりで通過した方は、穴の中で食事をしてしまうと出てこられなくなる可能性があるのでやめた方がいいと思います。

実際に中が6畳に広がっているのかと思いきや、約2畳くらいの狭さ!

高さも50cm無いくらいで、わたしはしゃがむ事さえ出来ませんでした。

迫りくる天井!
閉所恐怖症の人は発狂すると思います。今地震が起きたら?などと良からぬことを考えてしまいました。(懐中電灯の明かりで撮影)

2畳ぐらいの広さと言いましたが、天井が低いので思いのほか身動きが出来ないのです。

四つん這いで頭を天井にぶつけながら方向転換。光が見えるとホッとします。

看板に書いてある通りでは無いことが判明しましたが、長年の風雨や地震などで穴が狭められたと考えるのが適当かと思われます。(しかし、看板はこのまま6畳と書いたままにしておく方が夢があってわたしはいいと思います。なんなら、穴の中は100畳と書いておくとか)

おまけ

巾着穴の報告は以上です。

この山の頂上はまだ先にあります。天気も良かったので行ってみました。

赤丸の部分に展望台があるようです。

巾着穴を出て更に赤い階段を上ります。前回もお伝えしましたが、急なので必ず手すりを持ってください。本当に怖いので。

落ち葉の道を踏みしめて進むとようやく展望台が見えてきます。

2階建ての展望台です。

下界が見えます。

気持ちのいい所です。人が誰もいないのがいいですね。

この山には笑ってしまうくらい至るところに危険看板があります。

深い穴があるのです。

一緒にいった子供たちが石を落として計算した結果によると穴の深さは約10m。(計算が間違っていなければですけど)

ちなみに帰り道は来た道とは別の道を選択することができます。赤い手すりのある急な階段を降りなくていいとは言うものの、こちらの階段も結構急ですので気を付けてください。

以上、常陸大宮市にある百観音の巾着穴(きんちゃくあな)に入るという冒険でした。

南無三(なむさん)!

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