名言集:銀河英雄伝説7 怒涛篇

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名言集:銀河英雄伝説7 怒涛篇
田中芳樹(著)

銀河英雄伝説〈7〉怒涛篇 (創元SF文庫)

誰かに命令され、誰かに従属して生きるほうが楽なのだ。それこそが、専制政治を、全体主義を人々がうけいれる精神的な土壌なのだった。五〇〇年前に、銀河連邦の市民たちは多数の自由意志によってルドルフ・フォン・ゴールデンバウムの支配をえらんだのである。

 

「…だが、いずれかならず枯れるからといって、種をまかずにいれば草もはえようがない。どうせ空腹になるからといって、食事をしないわけにもいかない。そうだろう、ボリス?

ヤン・ウェンリー

「吉報はひとりでしか来ないが、兇報は友人をつれて来る」

アレックス・キャゼルヌ

「さあ、あなた、ヤン夫妻をお呼びしてくださいな。生きている人間は、死んだ人のぶんまできちんと食べなきゃなりませんからね」

キャゼルヌ夫人

「陰謀やテロリズムでは、けっきょくのところ歴史の流れを逆行させることはできない。だが、停滞させることはできる。地球教にせよ、アドリアン・ルビンスキーにせよ、そんなことをさせるわけにはいかない」

ヤン・ウェンリー

戦争なくして、英雄たちは存在しえないからである。

解説者 久美沙織

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