名前の気持ち

「本日より江戸を東京と改める」

そんな風に土地の名はある日突然変わっていく。
将来、東京がＴＯＫＩＯと呼ばれる未来もあるかもしれない。

日本の戦国時代を例にとれば、人の名も成長とともにころころと変わった。

豊臣秀吉が、羽柴秀吉だったことは有名だが、生まれた時は日吉丸ひよしまると名乗っていたそうだ。

今の日本で名前を変えるのは、手続き上大変だと思う。
しかし、ネットのハンドルネームなどは、多くの人が本名から変えていたりする。

かつて、一人前になったときや出家したとき名を変えたように、心の入れ替えとして自らの名を変えることは実は自然なことなのかもしれない。