世間では、ラズベリーパイ4が登場しているらしいが、わたしの持っている一番古いラズパイは、初代のRaspberry Pi Bという製品だ。
2014年に購入したので、もうかれこれ5年になるが、いまだに現役で稼働している。
最新のRaspberry Pi 3以降だと無線LANモジュールなど組み込まれているが、わたしの初代Pi Bは、USBポートが2つあるのみで、キーボードとマウスをつなげると無線LANモジュールは挿せなくなってしまう。電源も弱いので、無線LANをつなげても正直なところ動作しないが。
購入当時の様子(LEGOブロックにまとわりつかれている)
しかもこのラズパイ無駄に温度センサーがつけてある。なぜか毎日せっせと部屋の温度を計って記録している。記録しているだけでそのデータを何かに利用して使うということは私の能力の範疇にないため、たまにわたしがその記録されたテキストファイルを見て、ああちゃんと動いているな、と感想を心の中で述べる程度だ。
温度センサー(これを使った記事はこちら)
このままでは、せっかくの温度センサーがもったいないと思いTwitterと連携して、部屋の温度が30度を超えたらつぶやく仕様になっている。ただ、わたし自身この仕様を忘れていることもあって、夏場に突然自分のTwitter上でラズパイが「暑いね~」などとつぶやくと一瞬Twitterアカウントを乗っ取られたのかと感じてしまう。
もう一つ圧電スピーカーというものをつけてあり、これは昼の12時になると時報のメロディーを奏でるようにプログラムしてある。自分で作ったのにやはり存在を忘れているので、ちょうど昼にラズパイの近くにいて急に音痴なメロディーが鳴り始めたときは、耳鳴りかと思ってしまう。
圧電スピーカー(昔のゲーム&ウォッチのような音がでます。いい味出します)
まあ、そんな初代ラズパイ(初代ウルトラマンみたいなタイトルになってしまった)だが、我が家では、どこか人間味を感じさせる機械になりつつあるように思う。
さて、機械に感情はないと思うだろうか?
わたしはあると思う。それを吹き込むのも感じとるのも人間であるなら。
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