冬場に見る鳥:シメ

自然と動物
雪の降る中、木の枝にとまるシメ 2025-03-19

シメは、くちばしが太くずんぐりむっくりとした鳥だ。
体はスズメより一まわり大きい。

日本の野鳥 (山渓カラー名鑑)によるとシメは夏場は北海道あたりで繁殖し、冬場は本州に降りてくるらしい。
ここ茨城でも冬場になるとシメをよく見る。

地面に降りて餌を探すシメ

わたしがよく見掛けるシメは、あまりつがいでいることはなく、単独行動しているところしか見た事がない。

シメはあまり鳴かないと図鑑にあった。わたしもシメの鳴き声をこれまでに一度も聴いたことがない。

最近発見したのは、落ち葉にあいた無数の穴である。

わたしはずっと、夜中にタヌキかアナグマあたりが落ち葉の下の餌を探して空いた穴だとばかり思っていた。

しかし、つい先日の昼間、シメが落ち葉を口ばしで片っ端から放り投げて餌を探す姿を目撃した。
シメは深く積もった落ち葉の下にいた。これはシメが作った穴だったのだ。

シメは、落ち葉の下にあるエノキの実を食べていたようだ。

【実際の映像】落ち葉を豪快にかきわけて餌を探すシメ
これまでに見たシメの面白いシーン

シメが地面に降りて餌を探していた。
近くにヒヨドリが降りてきて餌を探し始めると、あっち行け!とばかりにシメがヒヨドリを追い払った。ヒヨドリより体の小さいシメだが、気が強いようだ。

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